日本政策金融公庫の創業融資

特徴 その1 起業家支援に積極的
日本政策金融公庫は新しい産業を生み育てるために運営されている、国が100%出資している会社です。起業資金は貸し倒れリスクが高いため、一般の金融機関ではどうしても融資が難しくなってしまいます。その点、政府系の融資機関である日本政策金融公庫は、そうした民間金融機関が手掛けにくい創業融資を積極的に行うのが役割といえます。国が100%株主だからこそ、リスクを承知で起業家に積極的な支援を展開しています。

特徴 その2 起業家向けの多彩な融資制度
日本政策金融公庫では「新創業融資制度」という制度を用意しています。これは、担保と経営者本人の連帯保証も不要で、無担保無保証で最大3,000 万円までの融資の可能性があるというものです。  そのほかにも、新事業分野の開拓を促す「中小企業経営力強化資金」など もあります。起業家の状況に応じて柔軟に融資制度を選択できるのも日本政策金融公庫の魅力の一つです。

特徴 その3 融資実行までがスピーディー
起業家にとって、お金は一日でも早く入ってきてほしいもの。その点日本政策金融公庫では、申し込みから融資実行までが約1か月とスピーディーなのが特徴です。さらに、V-Spiritsの創業融資サポートであれば、日本政策金融公庫との完全連携によりさらに融資実行までの期間を短縮することも可能です。

特徴 その4 自己資金要件が緩い
会社設立したばかりの起業家は過去の実績がないため、審査も事業計画書中心になります。このように、創業時の資金調達は、経営時のものとは異なる点がいくつかあります。自己資金の割合が融資条件になるというのも、創業時における資
金調達の特徴の1つです。
その自己資金の要件について、自治体の制度融資では、大半が1/2 もの自
己資金割合を求めているのに対して、新創業融資制度では、1/10の自己資金
割合が要件となっています。このようにレバレッジが高いのも日本政策金融公庫の特徴です。

お札

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