会社設立に関する事項を決める前に、自分が何をしようとしているのか自己分析してみましょう。まずは、事業のストーリーを描くこと。起業の道はここから始まります。
まずは、事業の方向性を確認します。ここをしっかり定めれば起業しても事業内容がぶれることなく、成功の可能性もアップします。具体的には、次の3つの質問にしっかりと答えられるかを考えましょう。
①何のために起業するのか?➡残りの人生で実現したいことは何か
②自分には何ができるのか?➡あなたの持っている武器は何か
③社会的なニーズはあるのか?➡本当に社会に必要とされているか
次に、ターゲットなどの事業コンセプトを決めます。誰に、何を、どうやって、いくらで、どんなイメージで、といったコンセプトを、上記で考えた3つの回答を念頭に決めていきます。
こうして、コンセプトが定まれば、具体的に立地や集客方法についても考えていきます。さらに、事業内容や立地をもとに競合他社についても調査して、どのように差別化していけばよいかということも考える必要があります。
最後に、これまで決めてきた内容を事業計画書の形に落とし込みます。事業計画書を作ることは、自分がやろうとしていることを今一度客観視する意味でもぜひ作成をオススメします。
以上ざっくりと書きましたが、実際に計画を策定するには、専門家等への無料相談も利用するとよいでしょう。第三者、特に経験豊かな専門家の目で見てもらうことで、自己の事業計画について、社会的ニーズなどの観点からさまざまなアドバイスを受けられます。相談は、事業の方向性をしっかりと固めるためにも早い段階でするとよいでしょう。その他起業に関する無料相談についてはこちらまで。
事業計画策定の流れ
①事業の方向性の確認 | ①何のために起業するのか?
②自分には何ができるのか? ③社会的なニーズはあるのか? のポイントを、説得力をもって答えられるか? |
②事業コンセプトづくり | 誰に、何を、どうやって、いくらで、どんなイメージでというコンセプトを明確にする。 |
③立地の選定 | 立地は集客や企業イメージに合っているか。 |
④集客方法の選定 | 事業に合わせて、オンライン集客やオフライン集客など、どのような集客方法を採ればいいのか。 |
⑤競合分析 | 競合と差別化できる点は何か。 |