融資型クラウドファンディング

 

融資型クラウドファンディングの特徴

Crowd funding platform concept融資型クラウドファンディングとは、インターネットを通じてクラウドファンディング事業者が個人投資家から少額ずつ資金を集めて、その資金をもとに事業者が融資を受ける仕組みで、ソーシャルレンディングとも呼ばれています。個人投資家は投資の見返りとして、起業家がクラウドファンディング事業者に支払う利息の一部が分配されます。購入型の対価がモノやサービスだったのに対して、融資型の対価はまさにカネです。購入型がサービスを資金の出し手と直接やり取りする形をとる一方、融資型は間にクラウドファンディング業者が介在するため、共感などよりも、見返りがいくらかといった点がより重視されます。

融資型クラウドファンディングは、金額によっては担保が必要となる場合があり、金利も通常の融資に比べて高いケースが多いため、起業当初の資金調達手段としては現実的ではないかもしれません。利用した場合には通常の金融機関以上に返済の確実性が重要視されます。返済が滞れば、一般投資家への分配金の支払いもできなくなってしまい、クラウドファンディング事業者の信用もなくなってしまうため、当然と言えば当然です。

会社設立時は創業融資の利用が現実的

収益が見えない中で、融資型のクラウドファンディングを利用することは、クラウドファンディング事業者にとっても大きなリスクであり、実際利用できる可能性としては限りなく低いといえます。また、現状では、融資型クラウドファンディングを行うにあたっての許認可要件が厳しく(貸金業登録、第二種金融商品取引業登録が必要)参入が進んでいないのが現実です。

やはり、起業当初は自己資金と創業融資という2本立てで始めて、ある程度事業に収益が上がることが分かってきて初めて融資型のクラウドファンディングの利用を検討するべきです。

新着コラム

  1. 海外在住のクライアント様の増加や、取引先の国際化のなかで、会社設立の際に会社名の英語表記についてこだ...
  2. 非営利の一般社団法人とは?一般社団法人のうち、非営利性が徹底された法人については行う事業のう...
  3. 一般社団法人の非営利と公益の違いとは?一般社団法人には2つの言葉的に似た概念があります。
  4. 外国会社はインボイス登録の前提として登記が必要インボイス制度が始まり、インボイスを発行する場...
  5. 納税管理人とは?海外に出国して非居住者になる場合で非居住者になった後も確定申告が必要な人、例...
ダウンロードはこちら