種類株式とは?
種類株式とは?

種類株式とは、普通株式のほか、株式について特別な定めが付けられた株式です。普通株式とは、配当や議決権について定款で特段定めをしていない株式のことです。通常の会社設立であれば、定款で一部の株主が保有する株式に特段定めを設けることは少ないため、大体は普通株式のみでの設立になります。

もし、種類株式を発行するのであれば、定款に明記して、その内容を登記する必要があります。

種類株式の類型

①譲渡制限株式

株式を譲渡する際に、会社(株主総会や代表取締役、取締役会など)の承認を必要とする株式です。起業家が一人や仲間内で始める通常の会社設立では、全ての株式に譲渡制限が付けられます。全ての株式に譲渡制限が付けられるため、種類株式ではなく、譲渡制限のついた普通株式ということになります。

譲渡制限を一部の株式についてのみ付けることも可能です。この場合は、譲渡制限のある株式が種類株式、ない株式が普通株式ということになります。譲渡制限株式を発行していない会社、もしくは一部にのみ譲渡制限を付けている会社を公開会社、全ての株式に譲渡制限を付与している会社を非公開会社(もしくは公開会社でない株式会社)といいます。

②剰余金の配当や残余財産の分配について他の株式と異なる定めをした内容の株式

毎年の配当や、会社が解散する際の残余財産の分配について、他の株主よりも優先して受けられるものを優先株式、他の株主よりも劣後して受けるものを劣後株式といいます。実際には優先株式の発行がほとんどです。

 

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